GMとともに



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世界屈指の巨大企業、GMを率いた歴史的リーダー、アルフレッド・P・スローンによる幻の名著がついに復刊。『GMとともに』は、1963年の刊行以来、じつに29版を重ねた驚異の1冊。その内容の秀逸さは、ビル・ゲイツをして「No.1の経営書」と言わしめるほど。今回翻訳されたのはペーパーバック版で、ハードカバー版にはなかったドラッカーの序文も掲載されている。

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GMの没落もまた内在的な原因による、ということがよくわかります

おもしろい本でした。
チャンドラーの「組織は戦略に従う」が実に専門的な本で、読み進めるのに苦労しているのに比べ、それほど苦労無く読めました(といいつつ2回読みましたが)。スローンの自伝という体裁をとっているが故なのだと思います。

色々な局面で登場する難題、課題に対してスローンがどうやって対処したのかというお話は、一つ一つがビジネススクールのケーススタディみないな感じで、非常にためになりました。

年毎のモデルチェンジ、自動車のスタイリング重視(自動車のデザインをデザイナーに任せる)、ディーラー政策、といったように今日ではおなじみの政策が、すべてGM発祥ということに驚きます。

1920年に倒産寸前だった企業が、スローンによって蘇り、その後40年以上もアメリカを代表する大企業であり続けたというのですから、大変すごいことだと思います。

80年のバブル期の事業部制、そして21世紀に入ってから形を変えた事業部制であるカンパニー制を導入するのがブームのようです。

ですが、多くの企業は分権化と会社としての一体的方向性というものが調和していないように思えます。特に行き過ぎた分権化が横行しているようにも思えます。
その点、80年以上前にその問題を理解していたスローンの慧眼には驚くばかりです。


ですが、、、
スローン亡き後のGMは、業務改革を怠り、硬直化した官僚組織によって支配され、特に財務屋に乗っ取られてからは瀕死の巨象とでも言う状態が続いています。

その中で、現代のGMが財務屋が乗っ取る会社になってしまった理由が、歴史的な沿革を読むことでよくわかりました。
財務コントロールによって大不況を乗り切ったという、成功体験が大きく影響していたのですね。

なるほど、スローン自身がそのまとめにおいて、GMはひらめき型の経営者には不向きだが、有能で理屈を重んじる人々には適した環境だと言えるだろう、と言っているぐらいですからね。

その企業文化が、数々の成功体験を経て硬直化していったのだろうことは想像に難くありません。

GMはワンマン経営でも同族経営でもなかったのか?

フォードはフォード一族の会社であるが、GMは自動車メーカーや部品メーカーなどが寄り集まった会社で、さらにM&Aを進めて大きくなった会社である。企業文化が異なる多数の会社をうまくコントロールしていくことや強権発動する労働組合と対峙するのは、並々ならぬ才能が必要とされる。それをスローン氏はやってのけた。それはスローン氏のGMおよび発展する自動車産業に対する愛情があってこそである。短期の成果のみを求めるのではなく、自動車産業さらに米国の発展をも考えた明るい未来への長期展望がある。ところで、この本は1918年?63年ごろの話であるが、今の日本企業の状況とオーバーラップしてしまうのが不思議である。資本主義の先進国であるこの時代の米国と今の日本とが重なってしまう。やはり、日本は資本主義後進国であることを改めて知らされた。今日本ではブームのM&Aではあるが、「その後の組織運営をどうするか?」をこの本が教えてくれている。また経営者が会社を大きくして運営していく上での「心得」とも言うべきものもこの本から学べる。・・・とても数行では語り尽くせない。一企業の経営者故に参考となる事項がたくさん含まれている本である。この本は少し分厚く525頁あるが、読む価値が十分ある本である。私は、これからチェックして置いた箇所を読み直すところである。この本は噛めば噛むほど味が出て来ます。ちょっと高めですが、自分への投資価値が十分にあるベストセラー本です。夏休みの時間が取れる時に、この本は一気に読んで置かれることをお薦めします。ぜひ、ぜひ、ぜひに・・・
(追記)ドラッカーの「会社とは何か」も合わせて読まれることをお薦めします。
素晴らしい

車のことは分からないが、この著者が誠実さという点で抜きん出ていることは分かる。
客観的な事実に基づく経営を重要視しているとおり。
またそれは実際に経営において効果的であるのだと思う。歴史も証明している。
目を見張るような高い見識、洞察力が感じられ、読みながら驚嘆してしまう。

「…(GM社長に就任以後)GMを繁栄に導くためにーあるいはそれだけのためにー生きてきた」
という著者の言葉にとても真摯で誠な重みを感じた。
優れた翻訳のおかげで、読みやすくなっている経営の名著

経営、組織の在り方について、当事者であり最高意思決定者がどのような考えで、どのような問題に決断を下してきたのか。それがはっきりとわかる。

一章、一章が優れたケースであり、業界や、企業規模が違ったとしても、ヒントになることが満載である。

従って、一度通読するだけでなく、執務机なり部屋なりに備えておき、自社の課題にあたる章をひもとく。そのような読み方ができるだろう。そして、この稀有な経営者の考えに触れることで、迷いや悩みへの対処の仕方が見えてくると思う。

とりわけ、この翻訳版は、実に滑らかな日本語であり、また、訳語も外していないと感じられる。原著の質を裏切らない名訳。
経営書のバイブル

著者の自慢話かと思いきや、驚くべき近代経営が20世紀初頭に米国で繰り広げられていた事に愕然とする.経営の才に恵まれたと自負する著者のみなぎる自信と履歴は圧倒的な破壊力で迫ってくる.
かような経営書が30年以上前に発刊されていたかと認識すると、最近の店頭でみかける、えせ経営書の類が一気に色褪せて見えてしまう.
そんな本です.お勧め.



ダイヤモンド社
組織は戦略に従う
IBMを世界的企業にしたワトソンJr.の言葉 (Eijipress business classics) (Eijipress business classics)
大恐慌期の日本資本主義
GMの研究―アメリカ自動車経営史
経営者の時代 下―アメリカ産業における近代企業の成立